あと数時間で、2010年も終わりますね。
みなさまにとってどんな一年だったでしょうか?
2011年は1月のYUMI KATSURAパリオートクチュールコレクションツアーから始まります。
「一日お花ツアー」は、お花の貴公子エリック・ショバンの師匠でもあるジュルジュ・フランソワ氏のデモレッスンを受けます。
ランジス花市場から、パリ郊外のミレーのアトリエもあるバルビゾンの天皇陛下も宿泊されたホテルでのランチ、ジョルジュ氏のデモレッスンと、盛り沢山の内容です。
親日家のジョルジュ氏は、私たちの到着をとても喜んでくださっています。最新のパリの花デザイン、スキルを惜しみなくみなさまにお伝えしてご満足いただけるようにとプランをたててくださっているそうです。
■シャルルドゴール到着
↓ バスで移動
■ランジス花市場【保険フローリスト登録、入場料】
・花市場見学
・資材ショッピング
・モーニング(実費)
↓ バスで移動
■バルビゾン(パリ郊外) 到着
『ホテルレリー ドゥ バス ブルー』 のレストランでランチ
天皇陛下も宿泊されたことのある由緒あるホテル
http://www.bas-breau.com/fr/navigation.php
↓
■ジュルジュ・フランソワのデモレッスン
↓ バスで移動
■ホテル着
※このあと、ラファイエットでのショッピング、完成したオペラ座の見学なども出来る時間帯ですので、フルに時間をご活用ください。夜は、セーヌ川下り、ムーランルージュ、リドなどのショーもお勧めです。
【バルビゾン】
田園風景に見せられたミレーやルソー、コローらバルビゾン派と呼ばれる画家たちが過ごした村として知られる。
バルビゾンにはミレーのアトリエを保存するミレー記念館、バルビゾン派美術館として資料などを展示するルソーの家、ドラクロアが宿泊したことで知られるガンヌの宿など見どころが多い。
【ジョルジュ・フランソワ】
ジョルジュ・フランソワ・フロリスト Georges Francois Fleuriste
36/38 rue Delambre 75014 Paris tel:01-43-20-52-34
パリ花界の大御所。花界の貴公子といわれるエリック・ショヴァンもジョルジュ氏の弟子。ブティックはパリ市内の14区。
[経歴]
戦時中、パリ郊外に疎開し、両親の経営する宿の手伝いに植物の世話をしたのが植物にかかわるきっかけ。独学で、植物や花を勉強をし、1960年代にパリでフローリストしてのスタートをきる。
当時、現在のようなブーケは存在しておらず、ジョルジュ氏は、独自の ブーケロン(今でいうラウンドブーケ)を作っていた。それが現在のブーケの潮流となった。 当時のミッテラン大統領が、そのブーケを求めに通われたり、有名なブティックの活け込みをし、また現在活躍しているフランスのフローリストたちを直接育てたり、多大な影響を与えている。
【パリコレについて】
パリでのオートクチュールコレクションの開催日程は、1月25日、26日、27日の三日間です。
現在、桂先生のショーは26日で進んでいますが、決定ではありません。
シャネルやディオール、ジバンシーなど世界的に有名なブランドもコレクションのショーを開催します。YUMI KATSURAは、オートクチュールもあるのですが、日本ではウェディングドレスのほうが有名なことは皆様もご存知ですよね。
メディアやプレスが有名デザイナーに集中するため、重ならないように慎重に日程を決定されます。
日時のバッティング、会場のバッティングなど、本当に気を使われます。
2011年のファッション界の動向が決定されるといってもいいほどのコレクションですから、私たちも、お花チームとして、世界へ向けて発信する一端を担っていることは、大きな役割です。「世界のYUMI KATSURA」として、桂先生が成功されますように、私たちも一生懸命頑張りたいと思います。
装花の作業日時も上記の理由により未定です。
2010年は前日の作業予定でしたが、同じ会場で急にジバンシーのショーが行われたため、当日の朝からの作業でした。
また、照明や音響、舞台設営チームが会場作りをしたあとに、お花チームの作業ですので、2時間で仕上げてくれ!!!というリクエストでした(^^)
パリに入ってその日を迎えるまで、未定のままです。
2011年パリコレテーマは『京都レジェンド』です。
装花は『鳥居とサクラ』がテーマです。
「オートクチュールコレクションの世界から日本人がいなくなるなんてあってはならない。私一人でもなんとか続けて、未来の日本人デザイナーがパリコレの場に立つまで、私が続けます。」
桂先生のお言葉に衝撃を受けた私でした。
ウェディングドレスの世界ではありませんので、本当に桂先生にとっては、日本人デザイナーの意地と責任感いがいの何ものでもありませんよね。
それまでパリコレの場に軽い気持ちで参加させていただいている状態だったことが、とても恥ずかしくなり、同時に、本当に大きな大きな舞台なのだということを痛感させられました。
桂先生のチームに加えていただけた光栄と、感謝の気持ちを持って、参加させていただこうと思って、2011年も参加させていただきます。
また、各地でご活躍の皆様とともに参加できますことを本当に嬉しく、心強く思います。
みなさま、どうぞ、良いお年越しを。
日本列島冷え込んでいますが、桂先生と同じ熱い思いで、新しい年を迎えましょう。
さて、我が家は、なぜかもう何年も恒例の年越し蕎麦の準備に入ります。
2010年12月31日23時59分59秒から2011年1月1日0時0秒にかけて、お蕎麦がのどを通るのです・・・・。
素晴らしいでしょう??
今年は、熱い思いと、熱いのど越しで、きっと素晴らしい1年の幕開けとなることと思います。
2010年、みなさまと共に歩めたことを心から感謝しながら。。。
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